高度な検索のクエリ言語を理解する

この上級者向けのトピックでは、@CollaborationProductShortName@ の検索機能で使用される検索文法について詳しく説明します。

検索言語の構造

簡単な検索は、検索フィールドに語句を入力するだけで実行できます。語句のみの入力(検索演算子なし)は、「content:」演算子を使った検索として解釈されます。つまり、メッセージ内のすべてのテキストが照合されます。

さらに高度な検索は、検索演算子を指定することによって実行できます。検索演算子は特殊なキーワードで、その後に半角コロンとそのキーワードに固有なその他のパラメータが続きます。以下にその例を挙げます。

キーワードの前には、その条件を持たない項目を指定するための「not」を付けることができます。たとえば、「not in:inbox」のようになります。検索文字列では、英文字の大文字と小文字が区別されません。つまり、「in:Party」と「in:party」は同じです。また、notを表す記号としてマイナス記号(-)を使用できます。つまり、「not in:inbox」は「-in:inbox」と同じです。

ほとんどの場合、検索文字列に句読点を含めることはありません。句読点を含めても、それらは検索コードによって無視されます。しかし、例外もあります(メッセージ内の9:30という時間を検索する場合など)。その場合は、検索パラメータを二重引用符で囲みます。以下にその例を挙げます。「subject: "9:30"」と指定すると、件名に9:30という文字列を含むメッセージが返されます。

検索パラメータに使用できる文字または使用できない文字は以下のとおりです。

備考:単語の一部となっている商標記号などの特殊文字は、検索で単語がインデックス付けされるときに削除されます。検索では無視されます。たとえば、Zimbra™で検索すると、商標記号のないものも含め、すべてのZimbraへの参照が表示されます。

複数の検索条件

複数の検索条件を(スペースで区切って)入力した場合、それらはデフォルトでAND検索として扱われます。たとえば、「in:inbox tim」は、「受信箱内にあり、かつtimという語句を含むメッセージを返してください」という意味になります。複数の条件を使用する検索では、指定した条件のいずれかに一致する項目を探すことも、指定した条件のすべてに一致する項目を探すこともできます。高度な検索ページからは、両方の種類の検索を実行できます。

基本検索以外のすべての検索ペインでは、以下の規則が適用されます。

指定した条件のいずれかに一致するメッセージを検索する場合、これをOR検索と言います。なぜなら、メッセージがいずれかの項目(つまり、X OR Y)を含んでいる場合、そのメッセージは一致するとみなされるからです。

ヒント:括弧とともにANDやORを使用できます。括弧内の語句は構成単位とみなされます。たとえば、「from:(tanaka sato)」は「from:tanaka AND from:sato」と同じです。「from:(tanaka or sato)」のように括弧内にORを使用した場合、この検索は「from:tanaka OR from:sato」と同じ結果を返します。

検索でアスタリスクワイルドカード(*)を使用する

検索で単語の語尾にアスタリスク(*)をワイルドカードとして使用すると、類似した語句を含む内容を検索できます。

アスタリスク(*)をワイルドカードとして使用します。たとえば、「テレ*」という検索文字列は、「テレ」、「テレビ」、「テレフォン」などの項目を返します。

備考:検索クエリにダブルバイトのアスタリスクを使用した場合、ワイルドカード文字列としては認識されず、検索実行時には無視されます。